spin.1(卓立て編)
spin.2(準備&キャラメイク編)
spin.3(キャラ紹介編)

・オープニングフェイズ
プレイヤー全員のキャラ紹介も終わり、いよいよセッション本番のシナリオを開始!
まずはプレイヤーがそれぞれどのような形でシナリオに関わっていくのか‥‥‥という冒頭のシーンを進めていく。
PC1のゆっきーは街に広がる噂を不安に思うヒロイン真由子と下校中に反統和機構の黒尽くめの男達に襲われ、MPLS能力を使って撃退する。

行彦:「真由子を助けるためにはこの力を使うしかない…!」

ゆっきーはいわゆる「巻き込まれ系主人公」の雰囲気で話を進めて行くのだが、所々に見せる真由子を気遣ったイケメン台詞がとても格好良かった。
そしてその様子を統和機構PC2、伊墨君が街の調査中に目撃することからゆっきーと統和機構合成人間チームの物語が動き出す‥‥‥。

伊墨:(おっと、これは… 思わぬ拾い物、かな)

伊墨:「ポイントB-25付近で未確認のADSLがうんたらかんたら…」


‥‥‥どうやら伊墨君はクール&ドライ系な感じで話を進めつつも、所々で脱力するような緩急を付けるタイプのようだ。
その報告を受け、合成人間チームPC3とPC4――九条ジョーさんは上司"リセット"にゆっきーと共同で街の異変を調査することを命令されるという展開に。

リセット:「……あなた達のチームのメンバーとして、件の岩村田君と協力態勢をとって街の調査をできるかしら?あなた達に飼いならせないようだったらシステムとしてはその能力者を別の形で処分するしかなくなるでしょうからね」

九条:「……どういうことですか?まだ見極めもできていないMPLSと協力なんて、リスクが高すぎると思うのですが」

リセット「この件について"最悪の事態"なんてリスクをあなた達が想定する必要はないわ。あなた達はやれる仕事をやれる範囲で処理しなさい。"最悪の事態"の時は、私が"取り消し"をしにそちらに出向くだけのことよ」

丈太郎:(おやおや、みたいな顔)
 

――GMとしてはこの"リセット"はPCに指示を出すNPCとして非常に使い勝手が良かった。無茶なリスクのある命令も「いざとなったら"取り消し(リセット)"の能力で全て破壊してしまえばいい」という脅し文句で全て押し通すことが出来てしまうからだ。とはいえ、プレイヤーに「街のトラブルの解決は全部リセットに任せていいんじゃないかな‥‥‥」などと思われてしまっては興醒めとなってしまうので、そこだけには注意をした。
(できればその手は使いたくない、という姿勢をちゃんと見せるなど)

残ったPC5の弘美は九条チームの指示に従うという流れなのだが、その際に「不思議な女子高生」に遭遇する。

女子高生「君達は同じ不安を抱えているようだね。そしてそれは僕が浮かび上がる理由と根を同じくしているようだ」
呆れているような、慰めているような、左右非対称の顔を浮かべながら、まるで少年のような口調で言葉を続ける。

弘美:「(不安?それにきみ『たち』って?) あは、やだな、私ったらそんなにびくびくして見えるわけ?」

女子高生「あまり遠くの不安ばかり見ていると、目の前の不安に足元を救われることになるよ。

どんな不安を直視すべきなのか……見誤ることのないようにね」
と言ったあと、Uターンして友人たちの方に戻っていってしまいます。

弘美:「な、なんだったのあの子…最近の女子高生ってああなの?」


左右非対称の表情で、少年のように聞こえる声で意味深なことを言う女子高生‥‥‥一体何者なんだ‥‥‥。

――プレイヤーの皆にとっては(1人を除いて)これが初めてのTRPGのシーンへの登場だったのだが、全員とてもノリノリでオープニングシーンを演出してもらえてとても良かった。
最初はオープニングということでPCが1~2人ずつ個別に物語への導入を演出するシーンをGM主導で展開したのだが、この後のミドルフェイズではPCが全員合流して彼らのやり取りが物語の中心となり、進んでいく。